2007年12月23日日曜日

旅170日目 ”偉大なる喜望峰”

南アフリカ。世界でもっとも治安の悪い町ヨハネスブルグのある国。
到着前かなりびびりながらバスに乗っていたロハス。時よりバスの中で近くのおじさんの会話を盗み聞きすると、先週友達がやられただの、強盗の話をしているではありませんか。

“ヤバす!!”

ひたすらガイドブックと睨めっこしながら万全の体制をバスでととのえるロハス。
ガイドブックをよく見ると書いているではありませんか。
危険だと・・・
ビビリだすといろいろなことを妄想してしまい、どうやって宿へとりあえず向かうか考えるロハス。

そしていつの間かバスは着々と目的地に近づき、夕方恐怖の町ケープタウンに到着。。。

“なんじゃーこりゃー!!!”


とても大きな高層ビル、そしてインフラ整備がかなり整ったヨーロッパ風の明るい町。
物価も高く、白人がちらほらそこら中を歩き回っている。信号もありゃ、リサイクルをしゴミを拾っているおじさん、馬に乗った警官、そしてどこにも警備員。
想像していた地獄の場所とは違いここは楽園。
到着日天気もよく、地元の人もみんな親切。
ためしに警察に治安のことを聞くと、私達の宿周辺(long street)は安全とのこと。



これはステキじゃ!!

重いバックパック、そして現地人(アフリカのなんとか族の人)と物々交換して手に入れたバカデカイ椅子を担ぎ(吉川)宿へ。
宿到着後しばらく休憩し、夜の町へ繰り出すことに。
この日はナイトマーケットへむかうことに。
(どうやら年末まで期間限定でやっているイベントらしい)
南半球ということもあり、夜の八時ごろまで日がでており、明るい中夕食をとるロハス。
家族連れの人、カップル、ホームレスの人とさまざまな人が集まるこのイベント。
お店が道路沿いをうめ、日本でいうお祭りみたいなもの。
ステージでは誰か歌っているし、上を見上げるとクリスマスデコレーションはあるはと
なかなかいい雰囲気。
数時間ここでのんびりし、動画とりに夢中になるロハスとけいじ氏(以前のブログで紹介した東京出身のイケメン学生)。

翌日は念願の喜望峰へ向かうということもありこの日は早めに宿へ戻り休むことに。

翌日

念願の喜望峰。英語でもその名の通り”Cape of good Hope” となかなかイカシた名前。


喜望峰をめざすためバスに乗り込み、最後の観光がスタート。
最初に訪れた場所がboulders beach!ここはかなりステキな場所。
岸沿いをうめつくす南アフリカペンギンの群れ!!
警戒心のないこのペンギンは人間をペンギン以下の動物とみなしているみたいで、
かなり近づくことができます。
ちなみにこちらが写真です。

ペンギンに夢中になる吉川。ほとんどのペンギンがカップルでいるため、あまり近づきすぎると威嚇されます。
咬まれないようおそるおそる近づく吉川。いやあ、可愛かった!!しばらくペンギンのグラビア撮影に夢中になる吉川。
ここで十分に満足することができ、次の目的地喜望峰へむかうことに!
喜望峰がある岬は国立公園になっており(Table Mountain National Park)私達はバスでその中へ入った。
Atlantic Oceanの冷たい潮風、そしてIndian Oceanがもたらすぬるーい風が入り混じっており不思議な場所。
※雑談ですがインド洋の海水温度は22度以上 アトランティックは11度以下らしい
その両面からの風がとても強く、喜望峰に近づくにつれその風の力がどんどん強くなっていく。
ここで簡単な紹介

ケープタウンから南へ向かって伸びた半島で、アフリカ大陸最西南端の喜望峰がその先端にある
ケープタウンの名前は、この喜望峰(英語では"Cape of Good Hope")にちなんでつけられた。
ケープ半島先端部は喜望峰自然保護区になっており、美しい自然と数々の野生動物が生息している。
標高210メートルのケープポイントには1860年に建てられた灯台が残って、現在は展望台として使用されている。
喜望峰がアフリカ大陸最南端の場所とされているそう。
ケープタウンから南へ向かって伸びた半島で、アフリカ大陸最西南端の喜望峰がその先端にある
最初の名は1488年に発見したバーソロミュー・ディアスが「嵐の岬」つけた。夏には南東から、
冬には南西からの強風が吹く上、南極周辺の「吠える40度線」の海から巨大な大波が押し寄せ、
大航海時代から海の難所として恐れられ、数々の幽霊船伝説も残る海の難所である。
教科書おなじみのバスコ・ダ・ガマはディアスの9年後、更に東進してナタールに至り、インド航路を発見したとされている

喜望峰にいざ着くとその偉大さにまた圧倒されるロハス。なんせ標高210m、両方の海面から吹くとてつもない強風が私達を迎え入れ、そこでは立っているのが精一杯。
あわてて帽子をぬぎ、いざ最南端めざして歩くロハス。
坂道を登っていく時、これで旅が終わるんだ!長いようで短かったなと少しさみしさを感じながら登る吉川。
歩くこと10分。いざ頂上へ!
バスコダガマが訪れたという喜望峰に到着。

空を見上げれば数多くの海鳥、前方を見れば喜望峰の両面から二つの海流が交じり合うなんとも言えない美しい景色。
そこに立つ私達はぼーっと水平線をしばらくの間眺め、アフリカ最南端にきたことを改めて実感。
旅の終わりにふさわしい場所。



そう話ながら数時間後私達はこの場を経った。


PS少しおくれましたが先日新しい動画をアップいたしました。
今回の動画はナゴルノカラバフ共和国のものです。みなさんこの国のことご存知でしょうか?
詳しいことはこちらで→ http://www.lohaspackers.com/

また写真のほうもケニアの残り+タンザニア編アップしました。
→ http://www.lohaspackers.com/photo.html

ではでは

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