久々のブログ更新になります。
やはり中央アジアはインターネットの接続状況があまりよくないため、更新するのがなかなか困難です。
私達は今キルギスタンのビシュケクという町にいます。ここに到着してまだ5日ぐらいでしょうか?中国とカザフスタンでの平和ボケが未だにぬけません。
気を引き締めねばw
さて、今回のブログでは中国のウルムチからの国境超えについて紹介したいと思います。
中国(ウルムチ)~カザフスタン(アルマティー)
この国境越えはなかなか大変でした。私達はウルムチからカザフスタン行きの国際バス(注Ⅰ)に乗っていったのですが、25時間ほどかかりました。
午後7時、ウルムチを出発。ところどころ休憩があり、気がつけば爆睡。朝、目がさめると中国、カザフスタン国境の町コルガスにバスが到着している。
ここで持ち金の中国元を闇両替にて交換。レートはさほど良くないが、自分である程度交渉すれば、問題なくボラれずにいける。(ちなみに私達は150元両替したのですが、問題なくカザフスタンで使うことができました。闇両替は国境付近にいけばどこでもやっているので、カザフスタンに入る際はここで小額両替すると便利)
そして朝10時、中国カザフ国境が開き、私達も人混みに紛れながらcustomへ。これが地獄。中国の出国手続きをするのに約2時間半。
不運にも私はなぜかここで腹痛。
トイレを探してもないため、仕方なく人混みの少ない路上へw
そして復活!
出国手続きが無事終了したと思いきや、次は入国手続き。これまた大変。違う建物にバスでむかい、人生初のロシア語入国カードがだされる。もちろん、理解不能。しばらくにらめっこしてみたものの、言語の壁はあつすぎ困りまくる私達。
すると、困っている私達の前に一人の女神が登場。同じバスに乗り合わせていたカザフスタン人の女の子、マラシャン!!
彼女とはロシア語でしか会話できなかったが、丁寧に簡単な英単語や中国語で説明してくれた。
う~ん、いい人もいるものだ!!
ようやく無事入国手続きを終え、バスにまた乗り、昼過ぎにカザフスタン国境付近にあるレストランで一時間半休憩タイム。昨夜から何も食べていなかった私達は闇両替で両替した所持金2000テンゲ(日本1800円)を手ににぎりしめ、レストランに入ることを決意。レストランのドアを開けると、清潔感のある空間、そしてすごい数のウエーター。
中国では路上で食べる生活になれていたせいか、どう見てもここは高級レストラン。
金銭面でびびっていた私達はひとまずレストラン入り口でメニューを見せてとウエーターに頼む。
するとさっき親切にしてくれたマラシャンとその友達のべ5人が私達を呼んでいるではありませんか。。一人の子は少し英語がしゃべれたので、片言英語でこちらに。。
ごはん一緒に食べよう!と
メニューをちゃんと見ることも出来ず、チョイスがなかったためとりあえずそちらへ向かう。みんな私達と同年代。そしてカザフスタン人の女の子。 ハーレムw
席につきメニューにざっと目を通して、女子達が丁寧に一つ一つ説明してくれたあとに今晩の宿の予算も考え、一番安いラグ面をオーダーすることに。。
この時私達の頭には嫌な予感が走る。ひょっとして、この子達は私達にご飯をおごらせるつもりか?マイナス方向に考えはじめると、この妄想は止まらない。 なんせこの日は週末。もし、ここで持ち金を使うと月曜日まで両替できるかわからない・・ 汗 汗
ご飯を待っている間、チャイをついでくれたりカザフ文化をいろいろ説明してくれたりと、初対面にかかわらず本当によくしてくれ、気がきく女の子達。
ほんと素敵!w
そして愉快なランチを終え、すっかり陽気になっている私達。うん、ここはおごっておこうよ。 私達はそう合意し、とりあえず支払いを待つ。
しかし、しばらくみんなとしゃべっていてもなぜかチェックがこない。
おかしいなと思い、女の子達にきくと。。
女の子達が昼ごはんの会計をしてくれていたではないか。。。
Welcome to
そう女の子達は言い、お昼ごはんをおごってくれた。。
こういったシチュエーションに慣れていない男3人。。。うん、どうしようもない。w
とりあえずお礼を言い、みんなでバスに乗りアルマティーをめざし再度出発。
夕方の5時ごろ到着し、ながいバスから開放!w
一安心。。
しかし、
言葉が分からない。
この時覚えていた言葉はせいぜい
こんにちは→スパシーバ yes→ダー no→ニェット
ぐらいw そんな私達の前に再び女神マラシャン登場。
彼女は私達の宿を数時間一緒になって探してくれ、ずっと宿の交渉をしてくれていた。
ようやく宿をみつけることができ、彼女は部屋まで私達を案内してくれ、電話番号を紙に書いて、
何かあったらすぐ電話して!! 明日の朝また来るから!
そう言い残し、彼女はその場を去った。
とりあえず三人そろってカザフ人の温かさに感謝し、その夜はパスアウト。
旅をしていて思うのが、どこからどこまで人を信用していいかという境界線が分からない点です。
ただ、こうした出会いは本当にうれしいものです。
旅をしていると新しい人と出会い、貴重な体験をする。
本当いいものです。
ながながブログを書いてしまいました。そろそろこのあたりw
ちなみに動画のリンクはこちら
またみてくださいw
注Ⅰ:ウルムチの国際バスターミナルにて購入可能。予算は360元(日本円5500円)で、ウルムチからアルマティーまでの国際バス。もちろん寝台バス。運行日が月曜、火曜、水曜、木曜の週四日間。ウルムチからコルガスまでバスで行き、国境からタクシーをチャーターする方法もあるが、国境からアルマティーまでのタクシーは値段設定が高めにされているため、手間を考えてもこちらの国際バスの方が良心的。
久々のブログ更新になります。
やはり中央アジアはインターネットの接続状況があまりよくないため、更新するのがなかなか困難です。
私達は今キルギスタンのビシュケクという町にいます。ここに到着してまだ5日ぐらいでしょうか?中国とカザフスタンでの平和ボケが未だにぬけません。
気を引き締めねばw
さて、今回のブログでは中国のウルムチからの国境超えについて紹介したいと思います。
中国(ウルムチ)~カザフスタン(アルマティー)
この国境越えはなかなか大変でした。私達はウルムチからカザフスタン行きの国際バス(注Ⅰ)に乗っていったのですが、25時間ほどかかりました。
午後7時、ウルムチを出発。ところどころ休憩があり、気がつけば爆睡。朝、目がさめると中国、カザフスタン国境の町コルガスにバスが到着している。
ここで持ち金の中国元を闇両替にて交換。レートはさほど良くないが、自分である程度交渉すれば、問題なくボラれずにいける。(ちなみに私達は150元両替したのですが、問題なくカザフスタンで使うことができました。闇両替は国境付近にいけばどこでもやっているので、カザフスタンに入る際はここで小額両替すると便利)
そして朝10時、中国カザフ国境が開き、私達も人混みに紛れながらcustomへ。これが地獄。中国の出国手続きをするのに約2時間半。
不運にも私はなぜかここで腹痛。
トイレを探してもないため、仕方なく人混みの少ない路上へw
そして復活!
出国手続きが無事終了したと思いきや、次は入国手続き。これまた大変。違う建物にバスでむかい、人生初のロシア語入国カードがだされる。もちろん、理解不能。しばらくにらめっこしてみたものの、言語の壁はあつすぎ困りまくる私達。
すると、困っている私達の前に一人の女神が登場。同じバスに乗り合わせていたカザフスタン人の女の子、マラシャン!!
彼女とはロシア語でしか会話できなかったが、丁寧に簡単な英単語や中国語で説明してくれた。
う~ん、いい人もいるものだ!!
ようやく無事入国手続きを終え、バスにまた乗り、昼過ぎにカザフスタン国境付近にあるレストランで一時間半休憩タイム。昨夜から何も食べていなかった私達は闇両替で両替した所持金2000テンゲ(日本1800円)を手ににぎりしめ、レストランに入ることを決意。レストランのドアを開けると、清潔感のある空間、そしてすごい数のウエーター。
中国では路上で食べる生活になれていたせいか、どう見てもここは高級レストラン。
金銭面でびびっていた私達はひとまずレストラン入り口でメニューを見せてとウエーターに頼む。
するとさっき親切にしてくれたマラシャンとその友達のべ5人が私達を呼んでいるではありませんか。。一人の子は少し英語がしゃべれたので、片言英語でこちらに。。
ごはん一緒に食べよう!と
メニューをちゃんと見ることも出来ず、チョイスがなかったためとりあえずそちらへ向かう。みんな私達と同年代。そしてカザフスタン人の女の子。 ハーレムw
席につきメニューにざっと目を通して、女子達が丁寧に一つ一つ説明してくれたあとに今晩の宿の予算も考え、一番安いラグ面をオーダーすることに。。
この時私達の頭には嫌な予感が走る。ひょっとして、この子達は私達にご飯をおごらせるつもりか?マイナス方向に考えはじめると、この妄想は止まらない。 なんせこの日は週末。もし、ここで持ち金を使うと月曜日まで両替できるかわからない・・ 汗 汗
ご飯を待っている間、チャイをついでくれたりカザフ文化をいろいろ説明してくれたりと、初対面にかかわらず本当によくしてくれ、気がきく女の子達。
ほんと素敵!w
そして愉快なランチを終え、すっかり陽気になっている私達。うん、ここはおごっておこうよ。 私達はそう合意し、とりあえず支払いを待つ。
しかし、しばらくみんなとしゃべっていてもなぜかチェックがこない。
おかしいなと思い、女の子達にきくと。。
女の子達が昼ごはんの会計をしてくれていたではないか。。。
Welcome to
そう女の子達は言い、お昼ごはんをおごってくれた。。
こういったシチュエーションに慣れていない男3人。。。うん、どうしようもない。w
とりあえずお礼を言い、みんなでバスに乗りアルマティーをめざし再度出発。
夕方の5時ごろ到着し、ながいバスから開放!w
一安心。。
しかし、
言葉が分からない。
この時覚えていた言葉はせいぜい
こんにちは→スパシーバ yes→ダー no→ニェット
ぐらいw そんな私達の前に再び女神マラシャン登場。
彼女は私達の宿を数時間一緒になって探してくれ、ずっと宿の交渉をしてくれていた。
ようやく宿をみつけることができ、彼女は部屋まで私達を案内してくれ、電話番号を紙に書いて、
何かあったらすぐ電話して!! 明日の朝また来るから!
そう言い残し、彼女はその場を去った。
とりあえず三人そろってカザフ人の温かさに感謝し、その夜はパスアウト。
旅をしていて思うのが、どこからどこまで人を信用していいかという境界線が分からない点です。
ただ、こうした出会いは本当にうれしいものです。
旅をしていると新しい人と出会い、貴重な体験をする。
本当いいものです。
ながながブログを書いてしまいました。そろそろこのあたりw
ちなみに動画のリンクはこちら
またみてくださいw
注Ⅰ:ウルムチの国際バスターミナルにて購入可能。予算は360元(日本円5500円)で、ウルムチからアルマティーまでの国際バス。もちろん寝台バス。運行日が月曜、火曜、水曜、木曜の週四日間。ウルムチからコルガスまでバスで行き、国境からタクシーをチャーターする方法もあるが、国境からアルマティーまでのタクシーは値段設定が高めにされているため、手間を考えてもこちらの国際バスの方が良心的。
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